
- スマホで簡単に3Dアバターをつくりたい
- MakeAvatarの使い方を知りたい
- MakeAvatarの評価は?
スマホで3Dアバターを制作できるアプリは数えるほどしかありません。
MakeAvatarは、パーツを選ぶだけで簡単に3Dアバターを制作できるスマホアプリで、有名アニメともコラボしています。
しかし、発展途上のサービスなので詳しい情報が公開されていません。
本記事では、MakeAvatarの使い方やサービス内容について、実際に使ってみた感想を含めて紹介します。
MakeAvatarでできること

MakeAvatarとは、株式会社Gugenkaがリリースしている3Dアバターを制作できるスマホアプリです。
2022年6月時点では、PC用サービスはリリースされていないためスマホ限定のサービスです。
オリジナルのミニキャラクターをはじめとした4種類の3Dアバターを制作できます。
完成したアバターはVRChatや各種制作ソフトにアップロードでき、実際にVRSNSで利用できます。
作成できるアバターの種類
MakeAvatarで作成できるアバターは4種類です。
- 化体(8等身)
- ちび化体(3等身)
- 極ぽり
- モチポチ
化体は8等身の一般的なアバターですが、ちび化体はMakeAvatarでしか再現できない3等身のミニキャラです。
極ぽりとモチポリはアニメやサンリオとのコラボアバターとして用意されているため、実際にカスタマイズできる要素はほとんどありません。
連携できるサービス
MakeAvatarで作成したアバターは、以下の連携サービスにアップロードできます。]
- VRChat
- VRoid Hub
- バーチャルキャスト
- THE SEED ONLINE
- DOOR
VRSNSで連携しているサービスはVRChatだけです。
VRoid HubやTHE SEED ONLINEはアバターを閲覧するサービスなので、実際にアバターを動かせるわけではありません。
詳しい連携方法は、以下の公式ガイドを参考にしてください。
MakeAvatarでアバター作成する方法4ステップ

MakeAvatarでアバターを作成する方法は以下の4ステップです。
- アプリをダウンロード
- アバターの種類を選ぶ
- バーツや色を選ぶ
- アップロード
MakeAvatarは、アバターの種類とパーツを選ぶだけで簡単に3Dモデルをつくれます。
具体的な手順を紹介します。
1.アプリをダウンロード
まずは、MakeAvatarのアプリをダウンロードします。
AppStoreとGooglePlayストアのどちらにも対応しています。
各ストア内で直接検索してもヒットするので、好きな方法を利用してください。
2.アバターの種類を選ぶ
アプリを起動したらアバター選択画面に移行します。
アバターの種類はスライドで変更できるので覚えておきましょう。
アバターを選択したら「はじめる」をタップしてください。
3.バーツや色を選ぶ
アバターの編集画面に移行したらパーツや色を選択します。
髪や目といった顔パーツを中心に編集しましょう。
4.アップロード
アバターが完成したらアップロードボタンを押します。
化体はVRChatに対応していません
アップロードできるサービスは、アバターの種類によって変わります。
また、アップロードする際にはXMarketアカウントが必要なので覚えておきましょう。
XMarketと連携してコラボ衣装を使う方法

MakeAvatarでは、同社のサービス「XMarket」と連携してコラボ衣装を利用できます。
具体的な手順は以下の通りです。
- XMarketで購入
- MakeAvatarでログイン
- アップロード
XMarketでは、進撃の巨人やリゼロ、初音ミクといった有名タイトルとコラボしていますが、MakeAvatarでの改変はできません。
MakeAvatarで編集できるコラボアバターは少なく、期待しているような活用はできないため注意しましょう。
MakeAvatarのレビュー

実際にMakeAvatarを利用してみたので、使用感や問題点を紹介します。
結論としては、MakeAvatarは2022年6月時点では3Dアバター制作ソフトとしては利用できません。
具体的な理由は以下の通りです。
パーツ素材が少ない
MakeAvatarはパーツ素材が数えるほどしかありません。
パーツが最も多い「ちび化体」ですら、顔パーツ12個と目パーツ4個しかまともに編集できる項目がないためパターンが限られます。
色は自由に変えられますが、アバター制作を目的としている方にとってはかなり物足りないですね。
有名アニメとのコラボキャラを使えない
有名アニメやVTuberとコラボしたアバターが公開されていますが、実際に改変できるアバターは一握りです。
イベントや観賞用として利用できるものの、権利の関係で実際に編集やアップロードができないのは残念なポイントでした。
とはいえ、リリースされて日が浅いサービスなので、今後のアップデートに期待しましょう。
VRChatへのアップロードが有料
MakeAvatarからVRChatへアップロードする際には、有料のチケットを購入しなくてはいけません。
3Dアバターを求めている方の多くは、VRChatを中心としたVRSNSでの使用が目的です。
VRChatへのアップロードが有料であれば、別のサービスを使って制作したくなってしまいますね。
まとめ:MakeAvatarは発展途上の3Dアバター制作アプリ
本記事では、スマホで3Dアバターを制作できるアプリ「MakeAvatar」について紹介しました。
スマホで利用できて有名アニメとのコラボもしていますが、リリースされたばかりでまだまだ実用的ではありません。
とはいえ、開発元の株式会社Gugenkaは多くの有名VRイベントを手掛けており、コラボ相手も含めてVR関連の十分な実績があります。
コラボアバターも、元々はイベント専用で制作しているものです。
さらなるアップデートで、MakeAvatarが実用化できることを期待しましょう。